ベストポットを使い始めて1ヶ月ほどになって、ご飯を炊くのも大分慣れてきました。
それと同時に「買うときにここが分かっていたらもっと安心して買えたのに」と思うこともあります。それから、使うときのコツとかも分かってきました。
これからベストポットを買おうかなと考えている人の参考になればと思うことをまとめました。
以下の記事と合わせて読んでいただけると嬉しいです。
ご飯を炊く土鍋としてベストポットを選んだ記事 ⇒ 【ベストポット】土鍋炊きご飯を楽しむための土鍋選び | おいしいものいっぱい (pekepekeblog.com)
ベストポットでラタトゥイユを作った記事 ⇒ 【ベストポット】で無水調理 ラタトゥイユを作ってみました | おいしいものいっぱい (pekepekeblog.com)
ベストポット概要
サイズ 重さ
- 直径: 約20㎝ ←私が購入したサイズはこれ!
- 幅 : 約24㎝(持ち手含む)
- 深さ: 約10㎝
- 高さ: 約14.5㎝(蓋含む)
- 重量: 鍋2㎏、蓋1.3㎏ 計3.3㎏
- 直径: 約25㎝
- 幅 : 約30㎝(持ち手含む)
- 深さ: 約14㎝
- 高さ: 約19.5㎝(蓋含む)
- 重量: 鍋3.5㎏、蓋2.2㎏ 計5.7㎏
大きさとしては直径25㎝が最大で、小さいものはまだ2展開あるようです。IH対応もあります。
私は直径20㎝、3合まで炊けるサイズのブラックを購入しました。
家族の人数によっても大きさは違ってきます。ただし、大きくなれば当然重くなります。
本体
本体は焼き物です。(三重県四日市の萬古焼) 熱伝導率が低く、蓄熱性能が高い素材です。
割れてしまったときに取り替えてくれるという説明の中で下のような写真がありました。

ベストポットの裏側がどうなっているのかかなり疑問でした。普通の鍋底とは違う感じはするのですが、画像が見つからなかったからです。
本体の外側にカバーするようになっているようなので、洗いにくいのではないかという心配がありました。
実際の鍋裏が下の写真です。黒なので分かりにくいとは思いますが、本体の外側をカバーするように囲まれています。

洗うのはそんなに面倒ではありません。しかも、あまり汚れるところでもありませんでした。
ただし外側のカバーはぶつけるなどすると割合簡単に割れてしまいそうな感じがあります。
蓋
ホーロー (鉄鋳物)でできています。
蓋の裏には凹凸があり、これで旨み成分を含んだ水分を効率よく鍋に戻しているのだとか。

本体の重さは理解していましたが、この蓋がこんなに重いとは想像していませんでした。
本体は両手で持つことが多いけれども、蓋を開けるときなどは片手で持つことになるので余計に重さを感じるのだと思います。
ご飯を炊く
炊く前
ベストポットに限らず、鍋でご飯を炊くときには米を研いでザルにあけて20分おくと書いてあります。
その理由について調べてみましたがよく分かりませんでした。おそらく、米の間にある水分をしっかりと切って後から入れる水の量に誤差が出ないようにということだと思います。
(私は、この部分についてはかなり省略してしまいます。ザルにあけてさっと水切り程度です。特に支障はありません。)
米2合に対して400ccの水を入れて30分吸水させます。これは大切な過程なので省略しません。
炊く時
炊く量や季節による水の温度によっても沸騰の時間は違いますが、ほぼ10分です。
ふきこぼれを避けるためにタイマーを8分かけています。タイマーが鳴ったら目を離さないようにして蓋の隙間から泡が出てくるのを待ちます。

この段階ですぐに火を止めます。とめて数十秒後の様子が下の写真です。

火は止めているのですが、泡はまだ出続けます。つまり、火を止めるタイミングがちょっと遅れたらふきこぼれてしまうということです。

ちょっとドキドキ。ふきこぼれると後始末が大変だからね。
ちょっと汚れても大丈夫だということで黒のベストポットにしたんだ!
しだいに泡が出なくなり、出ていた泡も乾いてきます。
このまま20分余熱で炊いて出来上がり。
炊けた後
炊き上がり
火を止めてから20分以上1時間近く放っておいても、ご飯は熱々です。

お米一粒一粒が立っているのがよく分かるご飯が炊けたよ。
電気炊飯器で炊くのとはちょいと違う!
鍋が熱いので、鍋つかみなどで押さえながらよそうことになります。
余ったご飯を…
余ったご飯をそのまま鍋に置いておくと、結構鍋肌にくっついてしまいます。すぐに違う容器に移した方がいいです。これは、電気炊飯器にはない面倒さかもしれません。
鍋にはたっぷり水を入れ、蓋も水につけておくと洗うのがとても楽です。
その他
説明書には、熱い状態で水につけると割れる恐れがあることや食材のにおいを吸いこんでしまう恐れがあるから具材を入れたまま長時間放置しないことなどが書いてあります。
アフターケアアフターケア
本体が割れるなどしたときには20㎝サイズのものだと10,000円で取り替えをしてくれます。
汚れが気になったときには焼き直しも頼めます。(1000円)
アフターケアを受けるためには購入後にサポート登録をしておく必要があります。はがきを送る、またはウエブ登録です。
終わりに
高い買い物ではありますが、ベストポットはなかなかよい商品です。
私は、フルタイムの仕事を退職して時間ができたのをきっかけに購入したのですが、電気炊飯器と比べても予想していたよりも楽に使えました。もっと前から使い始めればよかったと思っています。
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