だいぶん迷いなく、説明書を見なくても土鍋(ベストポット)でご飯が炊けるようになりました。そこで、以前いただいてキープしてあった赤坂松葉屋さんの佃煮「あさりの生姜煮」と「ちりめん山椒」をいただくことにしました。
お釜でご飯を炊くようになったいきさつはこちらをお読みください。電気炊飯器から卒業したくて | おいしいものいっぱい (pekepekeblog.com)
この佃煮たち、パッケージからしておしゃれなんです。

紙の箱なのに上の方が潰れているのです。横から見るとこんな感じ。

私はいただいて帰って鞄から取り出したとき、自分でお尻の下とかに敷いちゃって潰したのかと思ってあわてました。箱にこんな工夫をするのも赤坂だからでしょうか。赤坂なんて行ったことありませんけどね。
日本人の紙加工の発想や技術は、世界に誇れるものだと聞いたことがあります。これもその代表的な紙パッケージかもしれません。
赤坂松葉屋「あさりの生姜煮」

佃煮なのですがまず、色が上品です。私の佃煮イメージの焦げ茶色ではありません。
そして、甘辛い味ではあるのですが、濃い味付けではなく上品な佃煮になっています。
佃煮の味付けも薄味傾向になってきているのかもしれません。
太くて存在感のある生姜と一緒にふっくらとしたあさりの味が楽しめました。
この生姜の切り方も、試行錯誤の末のこの太さなのだと感じました。
生姜の味がしっかりと楽しめて、生姜好きが感激するような存在感があります。
ご飯との相性が悪いわけはありません。このあさりの佃煮だけでご飯が進みます。
日本酒が好きな方は、こういう肴をつまみながら…となるのでしょうね。
赤坂松葉屋「ちりめん山椒」

私は山椒や紫蘇、茗荷など、香味野菜が大好きです。だからもちろん、ちりめん山椒も大好きです。
これまた、とってもやさしい味わいのちりめん山椒です。
山椒もちりめんもちゃんと「自分の色」を保っているのです。
佃煮というと茶色いイメージですが、やはり素材の色が感じられる仕上がりはすてきです。
味付けはお酒と醤油とみりんのみだそうで、甘すぎず辛すぎずおいしいです。
もちろん、ご飯のお供にとても合うのですが、薄めの味付けだしご飯なしでこのちりめん山椒だけでもパクパク食べられそうだと思いました。
山椒がとてもよいアクセントになっています。…山椒大好きな私としては、もっと山椒が入っていたらよりうれしいかも…。
佃煮に注目が集まっています!
このところの小麦の高騰の影響でお米が見直されているそうです。消費量が増えてきているとのこと。
それに伴ってご飯のお供の人気も上がってきているわけです。
比較的日持ちもする食品なので、冷蔵庫にあると「ちょっとおかずが足りないかも」というときにも安心できると思います。
この赤坂松葉屋さんの佃煮は、知り合いの方が「ちょっとね。」と言ってそっとくださったものです。小ぶりでだれもがおいしいと思うだろうこんなプレゼントを選べるのはすてきだなと思いました。
私がこうやって紹介することで、贈り物に悩んでいる誰かのヒントになればうれしいです。
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