ナナイロ ベネズエラ産カカオ100% BATCH No.65

チョコレート

高カカオチョコレートが話題になっていますが、これは100%カカオです。島根県出雲にあるナナイロというチョコレートショップの商品。チョコレート好きの息子が調達してきた物ですが、22gの板チョコ(タブレットというそうです。)780円とか!好きでないと買えない値段です。いろいろと調べながら味わいました。

私たちの作るチョコレートは、カカオ豆の買い付けから、

選別、焙炒、テンパリング、成形、包装まで、

全ての行程を自社工房で一貫して行っています。

最高品質を保つために一度に作るチョコレートの量を約30kgと限定し、

生産番号をつけナンバリングしています。その都度売り切りのため、

昔のナンバーは二度と買うことが出来ないチョコレートです。

株式会社ナナイロHPより

なかなか個性のあるすてきなチョコレート屋さんのようです。このチョコレートの生産番号はBATCH No.65。

パッケージをあけると…。

パッケージをあけるとかなり濃い色のチョコレートが出てきました。色よりも驚いたのはあけた途端に感じられる強いカカオの香り。ちょっとすっぱみのある感じの香りでした。

ベネズエラのパタネモ村のカカオについて

カリブ海に面した渓谷にあるパタネモ村原産の木で、品種はクリオージョ・ハイブリッドといい、世界のカカオ豆生産量の15%にも満たない希少な品種です。 カカオ豆一粒あたりは、平均1.5gと大きめで、ポルセラナ(陶磁器の意)と呼ばれる種の中身が白いホワイトカカオも多く見られます。カカオの木一本あたりに約50個のカカオポッド(莢)が収穫でき、その履歴や特徴、食の安全など重要な情報を現地と共有できるトレーサビリティシステムを利用し、高品質なシングルオリジン(単一産地)のカカオ豆を生産しています。

チョコレートについていた説明書きから

なんだかよく理解できないところもありますが、とにかくベネズエラのパタネモという村で作られた希少なカカオを使っているということは分かりました。カカオ農家を支援しようとする運動も展開されているようです。

さてこのチョコレート、口に入れるとパッケージをあけたときに感じたカカオの香りが鼻に抜けました。シナモンやナツメグのような香辛料(私にとっては、「と言われればそう思える。」という程度ですが)の香り。砂糖を一切使っていないので当然甘くないのですが、心地よいクリーミーさがあって苦みも思ったほどではなく食べやすかったです。

一緒に食べたい食品として、メレンゲクッキー、ドライフルーツ、はちみつ、あんこ、ホワイトチョコ、塩、温サラダ、ホットミルク、ナッツ、チーズとありました。あんこやホワイトチョコにはびっくりしました。

とりあえず家にあったはちみつ、塩、ナッツ(アーモンドとくるみ)、チーズと一緒に食べてみることにしました。

<チーズ>ゴーダチーズと一緒に食べました。口の中でどちらか勝つということなく、両方のまろやかさが増す感じがしました。なかなかよい食べ合わせでした。

<ナッツ>アーモンドよりもくるみのほうがおいしいと思いました。やはりポイントはまろやかさかな。チョコレートとくるみが違和感なく一緒になりました。

黒いのがチョコレートなのですが…。

<はちみつ>甘みがないチョコレートにはちみつが加わることで、はちみつの香りがするチョコレートという感じでしょうか。はちみつの香りとカカオの香辛料の香りがなかなかよく合いました。

<塩>岩塩をのせてみました。とっても不思議な感じなのですが、塩との相性とてもよかったです。岩塩の塩味が働いてカカオが甘く感じました。でも、チョコレートの甘みとは違いすっきりとした味わいになっていました。一番期待していなかったのに一番おいしかったです。

かなりアップの写真です。

100%カカオのチョコレート、悪くありませんでした。いろいろな食べ物と合わせて食べる面白さもいいなと思いました。チョコレート、奥が深いです。ベネズエラのパタネモ村のカカオ農家さんに感謝です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました